介護福祉士・坂野介護福祉士・坂野

30代・40代・50代以降の中高年者による転職は、一般的に特別な技能・知識、キャリアのない場合、年齢などの理由もあり仕事探しに難航してしまうケースが多いですね。

ですがそんな中、介護業界は慢性的にマンパワーが不足しています。

ですのでもし仮に介護の経験がなくても、やる気があれば最初の受け入れ間口は比較的広い傾向にあります。

中高年の方に(中高年だからこそ)介護職への転職がおすすめできる点もありますので、そのために必要なこと、相手にアプローチできる履歴書の書き方5つのポイントをお伝えします。

 

転職に成功しやすい履歴書の書き方で大事な5つのポイント

履歴書

それではさっそく履歴書の書き方5つのポイントについて、例文を交えながらお伝えしていきます。

 

①自己PRとして資格を持っていること(もっていなくても取る予定でいること)をアピールする!

介護系の資格がなくても採用をしてくれるところもたくさんありますが、前提として「介護職員初任者研修」以上の資格を持っていること、持っていなくても今後取得する予定でいることをアピールする方が印象は良いと言えます。

 

介護現場では実際に無資格の方も働いています。

 

例えば、介護職員のヘルプ業務(入浴の準備・着脱)食事の提供・準備、レクリエーション補助、利用者の送迎(車両の運転手)などです。

 

もちろん介護業務自体を行うことも多いですが、給与待遇も有資格者より若干少なくなりやすい、というのも事実です。

 

ですので、介護職へ転職をするなら「介護職員初任者研修」の資格は取得していた方が無難です。

参考記事:【介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)】仕事内容・資格や年収は?

 

参考例文

エントリーする際に介護職員初任者研修資格を取得し、資格欄に書けることがベストですが、その時点でこの資格を持っていない場合でも自己PRの意味合いも込めて

 

■平成×年 △月 ○○介護スクール「介護職員初任者研修」受講中(△月修了予定)

■平成×年 △月 ○○介護スクール「「介護職員初任者研修」受講予定

 

と書くようにしておきます。(書けるように努めてください)

 

「介護職員初任者研修資格がある方」の募集であっても、「見込み」として受け付けてもらえることもあります。

 

②その他・特記事項に書く希望は「特になし」が理想

勤務時間、時間帯・曜日希望などは、「どうしても」という場合のみで、最小限にとどめる方が無難です。

 

ご自身のライフスタイルやご家族の意向など、曜日や勤務時間の希望はあると思いますが、ここにたくさんの希望が列記されてしまうと、マイナスの印象に繋がりやすいです。

 

ご承知のように介護業界は施設系であれば、24時間365日利用者のお世話をしなければいけません。

 

デイサービスなどの通所系の事業所であっても、土日(またはどちらか)も通常営業しているところも多くあります。

 

訪問介護事業所ならケア内容によっては早朝、夜間の仕事も発生します。

 

参考例文

介護の仕事という性質上、このような実情もありますので

 

■土日はどちらかを月に○回お休みを希望ですが、あとはフレキシブルに(柔軟に)対応可能です。

■平日は、早朝、夕方、夜間(○時まで)の勤務も可能です。

■○○の希望以外は、貴社の規定に従います。

 

という風に、勤務上フレキシブルな(柔軟な)対応が可能ならばぜひ盛り込んでおくとよいでしょう。

 

介護職ではニーズの高いアピールポイントになります。

 

※プライベートを優先したかったり、家庭の都合で正社員は難しいという方には、限られた時間で高時給で稼げる介護派遣社員をおすすめします。

参考記事:限られた時間でしっかり稼ぐ!転職に介護派遣をすすめる理由

 

③「レクリエーション」に関連する特技や趣味はなるべく履歴書に書いておく!

施設も通所系の事業所でも、利用者と一緒に行うレクリエーションの時間がほぼあると思います。

 

誕生日会やクリスマス会など季節の行事も職員が中心となってメニューを考案し、準備し介護業界ではレクリエーションメニューを充実させることも大事な業務の一つです。

 

ですので、絵を書くことが得意、趣味が手品、ギターなどの楽器の演奏ができるなど「芸達者」な方は介護業界では重宝されやすくなります。

 

参考例文

「私は趣味で○年手品を習っていて、今までに幼稚園や病院に慰問し披露した経験があるので、こちらのレクリエーション活動でも是非役立てたいと思っています」

 

などのように、「趣味」「特技」の欄には、高齢者ケアやレクリエーションに活かせるものを書き上げるとよいでしょう。

 

④志望動機・自己PR欄には「介護職への動機」を具体的に明記し、「意気込み・やる気」が感じられるものにする!

応募する事業所の運営理念に共感したという理由も決して悪くないですが、それだけでは志望動機として「強い」心意気は伝わりづらい面があります。

 

ですので、実際に親の介護を担ったり、介護スタッフとの関わりから自分が刺激を受けた出来事などを例にあげながら具体化すると、自己PRも含め相手にやる気を伝えることができます。

 

参考例文

「前職はお客様対応の窓口業務もあり、お客様からの苦情を穏便に対応するためのコミュニケーション技術を学んでいたので、この対応のノウハウは高齢者、そのご家族様と何かトラブルがあった際のコミュニケーションにも活かせるものと思っています」

 

という風に、職種は違っても介護職へ活かせるノウハウなどの例などもアピールに活かしましょう。

 

⑤健康であること、足「腰」の強さは重要なポイント!

どんな仕事でも体は資本ですが、中高年からの転職、しかも肉体労働が多い介護職では「健康体」であることは立派なアピールポイントになります。

 

入浴介助、車いす、ベッドへの移乗、施設勤務なら寝たきりの高齢者の体位変換、おむつ交換など、「腰」に負担が多くかかる職種になりますので、アピール欄に「体力・腰には自信があります」と書けると、それだけでも先方の安心につながります。

 

まとめ

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介護職へ転職を希望される中高年の方の履歴書が、募集される事業所の心に留まる内容にするためのヒントをお伝えしました。

現状では人生経験の長い高齢者のケアは、若い世代の職員ではジェネレーションギャップでコミュニケーションが難しいというケースも多々あります。

ですのでその高齢者と年齢も近く、それなりに人生経験を積まれてみえる中高年の方は、若い方と比べると高齢者対応に肝も座り?臨機応変に感情を上手くコントロールしながら対応できる利点もあります。

ですので、キャリアはこれから本人のやる気と場数を踏むことでクリアーしていきますので、今回の記事が「中高年だからこそ!」今までの経験を介護職の中にリンクできるような、魅力ある履歴書作成として役立ててていただければ幸いです。