介護福祉士・坂野介護福祉士・坂野

介護業界は慢性的に人手不足ですので、求人に困ることはありません。

その中でも「夜勤専従」という働き方があるのはご存知でしょうか?

夕方から次の日の朝まで起きて働く介護の夜勤。

長い!そんなの無理!と思ったあなたに、夜勤のメリット・デメリットについて実態を交えてお話しします。

そもそも介護の夜勤はどんな仕事?

介護夜勤

介護職で働く方の中には、夜勤なしや土日休みなどの希望で働く方も多いですし、それに対応した求人もしっかりとあります。

 

しかし、施設や病院勤務では入所や入院という利用者さんや患者さんに対して、24時間・365日での介護サポートが必要です。

 

そこで発生するのが「夜勤」ですが、介護士の求人にはこういった「夜勤専従」のお仕事もあるんです。

 

主な仕事内容はオムツ交換や、急変時の対応、トイレ誘導などです。

 

日勤と比べて食事介助や入浴介助がないので、行う仕事の範囲としてはやや少なめになります。

 

夜勤専従のお給料はどのくらい?

この夜勤業務には特別手当てがつくことが多く、私の経験で言えば1回の夜勤で5千円前後の手当てがつく職場が多いかと思います。

 

モデルケースで言えば

 

16:00~翌10:00(休憩2時間含む)
(内訳:時給1,000円×11時間+時給1,250円×5時間+夜勤手当+交通費)

1回の勤務でもらえるお給料=22,250円

 

こんな求人もあり、中には月収30万以上、年収500万以上という介護士さんもいます。

 

そんな夜勤専従のお仕事ですが、ここからは私の経験も含めて、メリット・デメリットをご紹介していきます。

 

夜勤専従のメリット

①夕方、食事介助もしくは終わってからのタイミングで勤務に入り、夕食後は就寝準備なので、静かに落ち着いて仕事に向かえます。

②就寝時間が早いので、夜徘徊する人がいない限りはこちらのペースで仕事が進められます。

③職員の数が少ないので、仕事以外の気遣いをせずに済みます。

④季節のイベントや入浴・排泄介助・食事などがスケジュールの中に入ってこないので、仕事がシンプルです。

⑤昼間の時間に家の用事ができ、子供の行事にもシフト調整を考え気兼ねすることなく参加できます。

⑥夜勤帯の仕事はどこの施設もほぼ同じなので、掛け持ちがしやすいです。

 

夜勤専従のデメリット

①勤務時間前に十分眠ってから来れるといいですが、そうでなかった場合とにかく眠いし、きついです。

②職員の数が少ないので、不測の事態が起きたときに対処が不安です。

※ただしこれについてのマニュアルはきちんとあるはずなので、それに沿って落ち着いてやれれば問題ないでしょう。

③職員の数が少ないだけにその職員と気が合わない場合、精神的にしんどいこともあります。

※シフト制なので、毎回同じ人ということはほぼないので大丈夫ともいえます。

④就寝前、就寝中、起床後の3回におむつ交換があり、人数によっては体、特に腰に来ます。

⑤毎回がほぼ同じことの繰り返しなので飽きることもあります。

 

夜勤業務と日勤業務との違い

入居者の方々の活動時間である日勤帯は、時間に追われる傾向があります。

 

忙しい職場であれば、新しく来られる方や帰られる方への対応や、毎食の食事介助と排泄介助、そして入浴と、それらを全員にしていくだけでも時間に余裕はありません。

 

あと、週単位または月単位ですべきことが違い、その日にどなたに何をしていただくかをきちんと把握することも必要です。

 

また体調の急変は昼夜問わずありますが、たとえばインフルエンザがひとりでも出た場合、急きょベッドや部屋を移動し、隔離させる等の仕事が入ることもあります。

 

レクリエーションの一環である季節のイベントは楽しく、職員もほっとする時間でもありますが、準備期間も含め通常の業務に加えて準備を行うので、多忙な職場であればさらに時間に追われる傾向があります。

 

こういったことは日勤帯で終わっていますから、夜勤はその結果を引き継ぐだけです。

 

ただ日勤帯での介護業務は、これらの仕事に対応するため職員の数は当然夜勤帯よりも多く、皆で協力して進めていく喜びがあります。

 

また入居者との触れ合いの機会がある日勤帯は、この仕事のやりがいを感じることも多いです。

 

まとめ

介護福祉士・坂野介護福祉士・坂野

仕事を仕事と割り切って、仕事以外のことに悩まされずにやっていきたい人には夜勤専従をおすすめします。

自分さえ少し頑張れば日中子どもの行事にも参加できますし、それになんといってもお給料がいいです。

夜勤手当が入りますから、一回入れば○○円とわかりやすく、ダイレクトなやりがいにも繋がります。

私自身も夜勤千手の経験がありますが、夜、皆寝静まった時間の解放感、静けさが、少しなつかしいですね。